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厳冬期 楮漉き上げ 温もりを 伝える夫婦 栗舟の渡場

2003/02/06県北地区 |安達町

撮影日
2003年 02月 06日
撮影場所
智恵子記念館 など
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「紙床移し」の工程「紙床移し」の工程

上川崎地区の阿武隈川に架かる「智恵子大橋」は昔、栗舟の渡し場でした。この地区は、千年以上の歴史を誇る手漉き和紙の産地です。

渡し場跡近くに住む安斎保彦・則子さん夫婦は、和紙の暖かみや素朴な質感を醸しだす手漉き和紙を原料の楮から育て、上川崎和紙の伝統を守っています。

安達郡安達町上川崎字本仏谷にて

工芸品の展示コーナー工芸品の展示コーナー

安達町和紙伝承舘は『ほんとうの空の下に広がる文化とのふれあい』をテーマに”道の駅「安達」智恵子の里”に開館しました。
和紙漉きの体験や工芸品の展示コーナーを設けてあり、はがき、便箋、草木染め和紙などの販売を行っています。

道の駅「安達」智恵子の里 安達町和紙伝承舘にて(栗舟の渡し)

紙漉き紙漉き

安斎さんは、「和紙の糊料として使われる『とろろあおい』の働きは寒い時期が一番よい。」と紙漉きに精を出します。

紙つけ紙つけ

漉いた和紙を乾燥させる工程の紙つけ。則子さんが封筒になる和紙を一枚一枚貼り付けて乾燥させます。

昔は、この作業を天日干しで行っていたそうです。

智恵子記念館 智恵子記念館

大きな杉玉と『花霞』の銘が入った屋号。
女流作家であり、高村光太郎の詩集「智恵子抄」で著名な妻”智恵子”。
その生家・酒屋「米屋」長沼家を復元した「智恵子の生家・安達町智恵子記念館」には、智恵子の愛用した琴や蓄音機、夢中になって製作した美しい紙絵が展示されています。

安達郡安達町油井 智恵子記念館にて

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